人気ブログランキング | 話題のタグを見る

秩父七峰を歩く

秩父七峰を歩く_b0220251_43955.jpg
 前日は川越に泊まった、小川町着6:05着の電車降りると、既に受付を済ませた人達の、東武竹沢駅へと向かう電車はほぼ満員状態で出発する処だった。
 受付開始は6:30からの筈なのに・・と思いつつスタート受付会場に向かったが、受付開始が早かったお陰でモミクチャにされることも無く、受付を済ませて電車に乗って、東武竹沢駅から歩き始めたのは6:40だった。

 既に館ノ倉山へと長ーい列が出来て居る・・と行った処だったかも知れない。やがて山中に入り、登り坂の勾配が厳しい所点を起点に渋滞になって居た。昔はこの東武竹沢からのコースを選ぶ人は少なかったが、今やすっかりこちらがメインになって居る・・

秩父七峰を歩く_b0220251_16363659.jpg
 館ノ倉山の通過は7:25、カウンター係の人に寄れば丁度1100番目だった。安戸バス停までの山道の下りでもう一度渋滞があった、一定の人数以上になると急坂の登り、下りの箇所で、歩行スピードが変わって渋滞が発生する様だった、なーる程高速道路の渋滞はこんな理由だったのかと実体験。

秩父七峰を歩く_b0220251_1636591.jpg
 この日は、 harumamaさん、walkaholicさんと3人で歩いたが、和紙の里を8:10に通過してから、広い林道の登坂に入ると、harumamaさんは1本前の電車に乗って居た気象予報士さんに、追いつこう・・と猛烈にピッチを上げたのだった、walkaholicさんも追いて行く、自分も過去最高に頑張ったが、30分後には姿が全く見えなくなって仕舞って・・

秩父七峰を歩く_b0220251_102877.jpg
 やがて萩平の里が見えてきて・・、今回も花桃の咲く里山の雰囲気を独り楽しみ・・

秩父七峰を歩く_b0220251_2117957.jpg
 9:15萩平丁字路からいよいよ笠山への登りが始まった。昔ならこの笠山の登りが一番厳つかったのだが、今は前に人が一杯いるので休み休み登る格好になって、それ程辛いとは感じなかった。10:10笠山を通過・・

秩父七峰を歩く_b0220251_21263782.jpg
 冷たい雨が時々、パラパラと落ちて来て寒かった。10:45、堂平山のチェックポイントでは、温かいもの食べてってよーと声をかけてくれて居て、汁物を食べて行こうかなーとちょっと頭をかすめたが、先ずは先行する2人に追いつかねば・・と我慢した。

秩父七峰を歩く_b0220251_2136476.jpg
、 10:55剣ヶ峰を過ぎた時は霧の中だった、この日のほぼ中間点の白石峠へと下り、又登って定峰峠へと向かう途中に、「見晴らしのいい道」と貰ったガイド地図に書いてある処にさしかかった。しかし疲れを癒す眺望は全く効かない・・

秩父七峰を歩く_b0220251_21362518.jpg
 11:50、定峰峠では随分と沢山の人が居た。ペットボトルを補給して行こうか・・と辺りを見回したが見つからない、 この時は未だ先を急がねば・・の意欲があったのかも知れない、それじゃあ大霧山を越えた後の牧場で・・と気持ちを切り替えて、旧定峰峠へと向かった。

 旧定峰峠も、その先の大霧山もとても長く感じた。漸く前を行く人の列は疎らになって、抜いて登れば行ける箇所が現れる様になり、渋滞することは無くなった。
 すると何故かこの辺りから、先行する2人には追いつけない筈?今日はこのまま独りでゴールまで行こう・・、そして大霧山の山頂で、おにぎりを食べながら雄大な景色を、気の済むまで眺めて行こうと気が変わって居た。

秩父七峰を歩く_b0220251_16391077.jpg
 そんな思いに気が変わった辺りで眺望が開け、右手に鉄条網で区切られた牧場が現れて、その奥に大きな山が現れた。あの山は今朝登って来た笠山に違いない、あの山の山頂に立ち、そして尾根つたいに歩いて来た・・と思うと、只々自分の脚は大したものだ!と心の中で自画自賛だった。
 笠山は山の形状から乳房山とも呼ばれると貰ったガイド地図に書いてあったが、真にここから見た眺めに違いない・・ 

秩父七峰を歩く_b0220251_16392791.jpg
 この日の天気予報は午後から雨になるかも知れない、靴の水分吸収用の新聞と衣服を密閉袋に入れて・・と、半ば新緑の景色は今回味わえないかもと思った瞬間もあったが、この日一番の新緑堪能スポットだった。

秩父七峰を歩く_b0220251_16394683.jpg
 そして漸く12:45、大霧山の山頂に辿り着くと、何とharumamaさんとwalkaholicさんが居たのだった。harumamaさんに寄れば、気象予報士さんには萩平丁字路付近で追いつき、その先に快鳥さんが行ってると教えられて頑張ったが、白石峠からの丸太組みの上り道、大霧山までの上り下りの繰り返しで、もう無理と諦めたとのことだった。

秩父七峰を歩く_b0220251_1640185.jpg
 諦めてくれたお陰で、この大霧山からの素晴らしい眺めを、一緒に堪能できて良かったーだった。この山頂に立てたのは5回目だった、雨で全く見えずの時もあったし、もっと視界が効いて居た時もあった。しかし新緑に染まって、秩父高原牧場の奥に残り2つの、皇鈴山(みすずやま)、登谷山(とやさん)が見えて、これからあそこまで歩くのーと言う気持ちは何故か湧かず、あそこまで歩くのが楽しみーと言う気分になって居た。

秩父七峰を歩く_b0220251_16401567.jpg
 この日一番の長い急坂を下り、13:15粥新田峠を通過して今回もゴールできそうと確信が持てて、観光気分に包まれながら3人で秩父高原牧場を歩いて・・と、何時の間にかのんびり気分になって居た。

 翌日の快鳥さんのレポートに寄れば、日本水(やまとみず)を過ぎて梅林辺りで、nakamuraさんに抜かれた・・とのことだったから、若しmalkaholicさんとharumamaさんの2人だけならこの辺りから、せっせと歩き始めて居て快鳥さんに鉢形城の手前辺りで合流して居たのかも?と、ここまで書き進んで思えて来た。
 しかし自分にとっては、3人で歩けたお陰で、ゴールまで独り雑念しながらの歩きでは無く、鳥の鳴き声、山野草、ウオーキング、サイクリング計画等々、何時もの秩父七峰と違って、珍しく口と頭も結構な運動量になったのは幸い?だった。

秩父七峰を歩く_b0220251_16404087.jpg
 皇鈴山への登りは大したことは無いと思って居たのは、秩父高原牧場から綺麗な広い林道を登って来るからと、今回改めて気がついた、14:10山頂へ。

秩父七峰を歩く_b0220251_16411738.jpg
 そして最後の登谷山へと向かう下り坂で、遠く寄居方面の景色が広がって居て・・

秩父七峰を歩く_b0220251_16413943.jpg
 14:25、遂に登谷山の山頂に立つことができた。外秩父七峰の縦走完!と、未だ残り約10kmもあるのに思って仕舞った。
 兎に角、登っては下り又登ってと、そんな峰歩きは終了!、もうここからは滑って転んでの怪我も先ずは心配なし、ここからは所謂いつものウオーキングになる・・と言った処だった。

秩父七峰を歩く_b0220251_1642254.jpg
 秩父高原牧場でのアイスクリームは長い列が出来て居て断念したが、登谷山のチェックポイント付近のミルクスタンドにあるかも?と期待して居たら、そんなお店が見当たらない。しかし、釜伏峠で地元の方々の日本水(やまとみず)と夏みかんの接待があって、おいしい水もいただいて、ペットボトルにも水を補充させて貰って一休みだった。
 昔はきゅうりを戴いたが今もこんな接待が続いて居ると思うと、感謝だった。

秩父七峰を歩く_b0220251_16421764.jpg
 中間平緑地公園辺りからの眺めも晴天の時は素晴らしいのだが、今回はかすみ気味で写真に収められず残念と思うのは欲張りと言うもの・・、足に豆もできず脚が痛いのみで万事順調な状態で16:10のゴールだった。

 そしてゴールで打ち上げの一杯を飲んでしまうと、駅まで歩くのが辛いからと、駅前の蕎麦屋に行って、生ビール付の「秩父七峰完歩セット」なるメニューを注文し、最初は空いて居たお店の中は何時の間にか、「秩父七峰完歩セット」のお客で一杯になって、約1時間強も楽しく過ごした。
 そんな訳で自宅着は21:20と随分と遅くなって仕舞った、今回萩平丁字路まで林道を過去最高のスピードで歩いたのに・・後半スピードダウンしてちょっと残念?
 しかしこの日想定以上に楽しめたと思うと、それ以上は望むべくもなし・・
 
by funnpepe | 2016-04-26 09:56 | ウオーキング | Comments(0)


日常的感慨


by funnpepe

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
旅行・イヴェント
サイクリング
花・野鳥
ウオーキング
音楽・アート
その他
未分類

以前の記事

2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月

フォロー中のブログ

最新のコメント

初コメントかもです。 ..
by バウアー at 07:21
日光ツーデを歩いた時、..
by funnpepe at 11:43
夏が過ぎ かぜあざみ・・..
by Walkaholic at 09:09
> Walkaholic..
by funnpepe at 21:01
月日の経つのは早いもので..
by funnpepe at 03:43
蕎麦屋、懐かしいですね。
by Walkaholic at 15:39
なーる程!襞(ひだ)なん..
by funnpepe at 11:05
彫刻を観に行かれたようで..
by 怪鳥 at 09:41
帰りを津和野から電車輪行..
by Walkaholic at 09:29
楽しい自転車旅に成る様祈..
by funnpepe at 11:50

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

タグ

その他のジャンル

ブログパーツ

最新の記事

道の駅はが、祖母井(うばがい..
at 2024-03-27 22:00
みずほの自然の森公園を散策
at 2024-03-12 19:37
足利フラワーパーク
at 2024-03-08 22:00
井頭公園の梅園
at 2024-03-07 22:30
氏家雛祭り
at 2024-03-06 22:00

外部リンク

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

自転車・バイク
旅行・お出かけ

画像一覧