第37回十和田湖ウオーク
前日五所川原から輪行し、お父さんの御宅には16時頃に到着できた。2日間のサイクリングで汗を吸い取った衣服一式を水洗いし脱水機にかけて、先ずは干して置く作業を済ませ、翌日の十和田湖ウオークに備え、6月の北見ウオーク以来の酒宴となった。
北見ウオークでも、札幌ウオークでも急行はまなすは順調に動かなかったこと、お父さんが来年北海道5巡目の表彰を受ける時には急行はまなすを使って一緒に参加したいこと等ウオーキング談義に花を咲かせた。翌日の十和田湖ウオークについての話題は、深夜に雨が強く降るらしいから会場に車で行く時は要注意と言うこと位だった。そう!翌日のウオーキングについての心構えは、飲みすぎないことだけなのだった。
予報通リに0時頃強い雨が降ったが、出発時刻の2:30頃には雨は収まって居て、お父さんの運転で約100kmを約2時間で辿り着き、例年通リの手順でスタートする。
十和田湖でも深夜に強い雨が降ったそうで、雨は止んで居たが風は強かった。スタート直後に後ろからnakamitiさんがやって来て、東松島以来だなあ・・・と会話する。
11.7km地点の子の口は、7:00に通過した。去年は前日の土砂降りの雨の影響で、時々道路を横断する渓流?が出来て居たが、今年は終日強い風が吹いて、この子の口でも旗がバタバタと鳴って居た、油断をすると帽子が飛んでいく・・・
しかし、此処まで追い風だったし、全工程ほぼブナ林に守られて居るので、怖い位の風の音はするのだが向かい風には結局会わなかった。
子の口キャンプ場を過ぎた辺りから、いよいよお鼻部山への登りが始まるのだが、その手前に進入禁止の旧道があった。お父さんに寄ればこの旧道は昔滝ノ沢迄通じて居たが、今は廃道になって居るとのことだった。
昔その旧道を歩く催し?があったそうだが、きっとやぶをかき分け、荒れた水辺を歩くの山歩き?だったのかもと想像した。しかし、この日スタート前の挨拶の中にクマが最近出没して居るから要注意!の話題もあったから、実行するにはそれなりの準備も勇気も必要になるのかも知れない。
そしてこの区間を歩いて居る時にバリバリバリと大きな音が聞こえた、大きな木が風で倒れたに違い無かった。なるべく風下側の道橋を歩くべく気を使った。去年はこの登り坂でお父さんに随分と離されて仕舞ったが、何故か昔天狗さんが坂を登るコツは歩幅を極力縮めその分ピッチをあげること・・・と言って居たのを思い出し、何とか付いて行けた。この頃から脚の筋肉がパンパンになって居ると感じて居たからだった。
漸く辿り着いた給水所の水は冷たくてとても美味かった、2杯いただき塩飴も戴いた。前日、前々日のサイクリングでも熱中症対策には気を使ったが、確かに塩飴は身体に効くとこの時何故か感じた。今年は行こうと思って居る鳥海ウオークでは、給水所に置いてある筈の塩をたっぷり舐めて、力の出具合を確かめてみたい。
23.7km地点の御鼻部山着は9:00だった。途中からkikutiさんがやって来て、去年は腰を痛めたが今年は大丈夫といつものペースに戻って登って来たとのことだった。この頃から風が止んで、ウグイスが鳴きだした、やっぱりブナ林の中をウグイスの鳴き声をこの時期聞きながら歩けるのは十和田湖しかない・・・
この大会は、距離も50kmとチャレンジ意欲が増す程長い距離でもないし、会費も2500円と1日の大会にしては高い?(IVVの認定無しにして、せめて元の会費レベルに戻してほしい)が、真夏でもブナ林がしっかり日陰を作ってくれて涼しいウオーキングにしてくれるし、今年の様な強風からも守ってくれる。やはりこの大会は外せない・・・とつくづく思う。
このお鼻部山への登りがいつものことながら一番厳つい、あのコーナを曲がれば登り切る?と其処まで行くと裏切られ、・・・と何回か繰り返す、一番の頑張り処でもあり我慢のし処でもあるのだが、この日お父さんの家でのアフター酒宴で一番盛り上がった話題だった。お父さんは何時もの様に、淡々と同じスピードで登って行く様子に見えたのだが、お父さんも同じ様な心境だったと白状してくれた、アフター酒宴はその日のウオーキングの楽しさを倍にしてくれる。
お鼻部山からの下り坂は快調だった。風は相変わらず木々を揺らし続けて居て、大木でも枝葉は柳の様に柔軟に揺れ動くことを知った。時々雲が切れ森が明るくなったり、雨が降って来たりとお天気は目まぐるしく変わったが、いつものビューポイントでは樹海が広がって居たりと、去年同様楽しめた。
時々お父さんに離されそうになるが、下り坂なので走る様な足の運びモードに切り替えて何とか追いついて歩けた、何時の間にか脚の筋肉は和らいで居る事に気付いた、30km地点の通過は10:00だった。
滝ノ沢峠の給水ポイントでは、濃い目の味噌汁1杯、漬物キュウリ2本、冷水2杯をいただいて即出発し、35km地点を10:50に通過する、大川岱で11:30チェックを受け、去年同様道路を渡って樹恩の水を2杯飲んだ。
そして、この辺りからお父さんのスピードに付いて行けなくなって居た。ゆるい下り坂があってその下り坂を利用して追いつける・・・とも思ったが、お父さんもゴールは近いと必死だったそうだから、追い付ける訳はなかった。
そして残り2km、1kmの標識が見えて来て、休屋のホテル街へと入り、間もなくゴールが目の前に現れた。13:10着だった、貰った完歩証にはno.61となって居たから61番目のゴールだった。
アフターの酒宴ではお父さんと、この日のウオークを肴に大いに語り、大いに飲んだせいか、翌日は2日酔い気味の状態のまま駅まで送って貰い、予定の時刻で花輪線に乗ることは出来た。
帰りの青春18キップの旅は順調でも無かった。去年の洞爺湖からの帰りと全く同じく一ノ関に近くなった頃に、電車が停まって仕舞い動かない、今回は線路に人が入ったとのことだった。約30分遅れで一ノ関に着くと、乗り継ぎの電車は待ちきれない(待たせきれない、それともそんな気配りは全くしない)のか行って仕舞い、一ノ関駅でお土産を買い冷やしとろろ蕎麦を食す。漸く2日酔いも治った様で美味かった。
そして泣く泣く乗った次の電車で思いがけない事があった。それは我が輪行袋がきっかけだったが、北海道の山に登っての帰りだという女性に声をかけられたのだった。
マウンテンバイク、クロスバイクを持って居て、サロマ湖ワッカ原生花園の自転車ルートを往復してあの朝日・夕日が見えると言うキムネアップキャンプ場にテントを張って泊まったことがあるとか、三浦半島も一周したとか、網走湖で丹頂鶴をじっくり見てきたとか話題がどんどん膨らんだ。
クマに過去4回も遭遇したとか、避難小屋を利用しての縦走(赤線繋ぎと言うジャンルがある事を知った)とか、苫小牧から仙台のフェリーでのコンサートの話とか、四国八十八ヶ所の歩き遍路をやり遂げたとか・・・話題は尽きなかった。
今電車は何処を走って居るのか判らない位で、最後は乗り過ごさない様注意しなければならない程だった。新幹線の旅よりずっと面白い青春18キップでの旅だった。
北見ウオークでも、札幌ウオークでも急行はまなすは順調に動かなかったこと、お父さんが来年北海道5巡目の表彰を受ける時には急行はまなすを使って一緒に参加したいこと等ウオーキング談義に花を咲かせた。翌日の十和田湖ウオークについての話題は、深夜に雨が強く降るらしいから会場に車で行く時は要注意と言うこと位だった。そう!翌日のウオーキングについての心構えは、飲みすぎないことだけなのだった。
十和田湖でも深夜に強い雨が降ったそうで、雨は止んで居たが風は強かった。スタート直後に後ろからnakamitiさんがやって来て、東松島以来だなあ・・・と会話する。
しかし、此処まで追い風だったし、全工程ほぼブナ林に守られて居るので、怖い位の風の音はするのだが向かい風には結局会わなかった。
昔その旧道を歩く催し?があったそうだが、きっとやぶをかき分け、荒れた水辺を歩くの山歩き?だったのかもと想像した。しかし、この日スタート前の挨拶の中にクマが最近出没して居るから要注意!の話題もあったから、実行するにはそれなりの準備も勇気も必要になるのかも知れない。
そしてこの区間を歩いて居る時にバリバリバリと大きな音が聞こえた、大きな木が風で倒れたに違い無かった。なるべく風下側の道橋を歩くべく気を使った。去年はこの登り坂でお父さんに随分と離されて仕舞ったが、何故か昔天狗さんが坂を登るコツは歩幅を極力縮めその分ピッチをあげること・・・と言って居たのを思い出し、何とか付いて行けた。この頃から脚の筋肉がパンパンになって居ると感じて居たからだった。
漸く辿り着いた給水所の水は冷たくてとても美味かった、2杯いただき塩飴も戴いた。前日、前々日のサイクリングでも熱中症対策には気を使ったが、確かに塩飴は身体に効くとこの時何故か感じた。今年は行こうと思って居る鳥海ウオークでは、給水所に置いてある筈の塩をたっぷり舐めて、力の出具合を確かめてみたい。
この大会は、距離も50kmとチャレンジ意欲が増す程長い距離でもないし、会費も2500円と1日の大会にしては高い?(IVVの認定無しにして、せめて元の会費レベルに戻してほしい)が、真夏でもブナ林がしっかり日陰を作ってくれて涼しいウオーキングにしてくれるし、今年の様な強風からも守ってくれる。やはりこの大会は外せない・・・とつくづく思う。
このお鼻部山への登りがいつものことながら一番厳つい、あのコーナを曲がれば登り切る?と其処まで行くと裏切られ、・・・と何回か繰り返す、一番の頑張り処でもあり我慢のし処でもあるのだが、この日お父さんの家でのアフター酒宴で一番盛り上がった話題だった。お父さんは何時もの様に、淡々と同じスピードで登って行く様子に見えたのだが、お父さんも同じ様な心境だったと白状してくれた、アフター酒宴はその日のウオーキングの楽しさを倍にしてくれる。
時々お父さんに離されそうになるが、下り坂なので走る様な足の運びモードに切り替えて何とか追いついて歩けた、何時の間にか脚の筋肉は和らいで居る事に気付いた、30km地点の通過は10:00だった。
そして、この辺りからお父さんのスピードに付いて行けなくなって居た。ゆるい下り坂があってその下り坂を利用して追いつける・・・とも思ったが、お父さんもゴールは近いと必死だったそうだから、追い付ける訳はなかった。
アフターの酒宴ではお父さんと、この日のウオークを肴に大いに語り、大いに飲んだせいか、翌日は2日酔い気味の状態のまま駅まで送って貰い、予定の時刻で花輪線に乗ることは出来た。
帰りの青春18キップの旅は順調でも無かった。去年の洞爺湖からの帰りと全く同じく一ノ関に近くなった頃に、電車が停まって仕舞い動かない、今回は線路に人が入ったとのことだった。約30分遅れで一ノ関に着くと、乗り継ぎの電車は待ちきれない(待たせきれない、それともそんな気配りは全くしない)のか行って仕舞い、一ノ関駅でお土産を買い冷やしとろろ蕎麦を食す。漸く2日酔いも治った様で美味かった。
そして泣く泣く乗った次の電車で思いがけない事があった。それは我が輪行袋がきっかけだったが、北海道の山に登っての帰りだという女性に声をかけられたのだった。
マウンテンバイク、クロスバイクを持って居て、サロマ湖ワッカ原生花園の自転車ルートを往復してあの朝日・夕日が見えると言うキムネアップキャンプ場にテントを張って泊まったことがあるとか、三浦半島も一周したとか、網走湖で丹頂鶴をじっくり見てきたとか話題がどんどん膨らんだ。
クマに過去4回も遭遇したとか、避難小屋を利用しての縦走(赤線繋ぎと言うジャンルがある事を知った)とか、苫小牧から仙台のフェリーでのコンサートの話とか、四国八十八ヶ所の歩き遍路をやり遂げたとか・・・話題は尽きなかった。
今電車は何処を走って居るのか判らない位で、最後は乗り過ごさない様注意しなければならない程だった。新幹線の旅よりずっと面白い青春18キップでの旅だった。
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| 2014-08-02 05:33
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