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第46回佐久市強歩大会 78kmを歩く

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今年は北中込駅の桜もちょっと満開を過ぎていた、やっぱり佐久でも春は早くやって来ているなあと思いながら、前日まで温かだったのがこの日は少し肌寒い駅のホームで小淵沢行きを待つ。

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 北中込発15:17で小淵沢着18:05だから約3時間弱の旅だった、トコトコと気動車は山間を登って行き、JR最高地点の野辺山駅近くでは、雨はみぞれ状態に変わって居た。車内からそんなみぞれ状態を写真に撮っていたら、車掌さんがやって来て、待ち時間が未だありますから、ドアを開けて外に出ても良いですよと親切にも声をかけてくれた。しかし、あまりにも寒くて出る気にもなれなかったし、ドアを開けると冷たい空気がさっと入って来て、他の乗客に迷惑をかけるのではないか?と一瞬怯んで辞退する。
 天気予報通りだったし、去年も野辺山付近は大会の前日に雪が降ったので、雪の中を歩くのは覚悟していた。粉雪がパラパラと吹いて来る年もあったし、国道141号線の気温表示板には大抵マイナスを示しているのだから、雨は当然雪になる。しかし未だこの時は、大雪の中を歩く事になる等とは思いもしなかった。

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  今年もエントリーした人は1096人と大勢の人が韮崎小学校の体育館に集まった。今年は韮崎市長本人が来賓として挨拶した、何時もなら「武田の里ウオーク」の主催者挨拶と重なるので、代理の人が挨拶するのだが、今年は前の週に実施したとの事で、「参加者が1000人を越えるとは凄い、うちの大会は未だその半分!流石46年と長い歴史のある大会ですね!長野県が長寿日本一となったのもこんな風に昔から健康志向の取り組みをして来た結果!今晩は野辺山付近は雪になって居るから、どうか皆さん気を付けてゴールを目指して頑張ってください」との挨拶があった。
 そんな開会式が終って外に出て見ると、雨はじゃんじゃん降って居る。何時もなら21時きっかりにスタートの合図のピストルがなるのだが、流石に悪天候だから5分早めるとの事で、20時55分に出発となった。
 寒さ対策、雨対策の服装は迷いに迷ったが結局、昔秩父七峰で貰ったレインカバーをリックに被せ、ゴアッテックスのレインウェア、コンプレッションインナーで身を包み、おまけに、これ又大昔ゴルフで使った防寒チョッキを内側に着込む事にした。そして傘もさして歩く。
 1時間もしない内に汗をかき出したので、軒下を見つけて防寒チョッキを脱いで、リックを開けると中が濡れて居る。なんと肝心要のレインカバーが雨を簡単に通して居たのだった。マメ発生防止の為交換すべく用意した靴下も濡れて仕舞った、急遽レジ袋で包んでからリックに入れ直した。ペットボトルも2本リックに入れて置いたが、レインカバーがあって、リックを開けるのが面倒になる。用意周到の筈だったが全く目論みが外れて仕舞ったが、現実を受け入れるしかなかった。

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  韮崎に来るまでの車中、去年のゴール時刻の約13時から、4年前のゴール時刻11時に目標を定め様と、考えを纏めて置いた。11時のゴール後会場でちょっと仮眠し、帰路途中の荒船の湯で汗を流し又少し仮眠して、明るいうちに家に辿り着こうと思ってせっせと歩く。今年はGPSを持って来たので、メモは取らずに済んだのは大いに助かった。
 須玉インター入口には10時50分、高根保健センターには11時通過で、歩行速度は時速5.2km、4年前の時速6.1kmに較べてやっぱり遅れ気味だが、焦らずに歩く。ここから大門ダムへの9kmが一番登りが厳ついし、又そこからJR最高地点のチェックポイントまでの9kmも何と言っても辛い区間なのだから。
 雨だったから星を眺める楽しみも無いのでラジオを聞きながら歩く。NHKは1時間置きにニュースが入るので、GPSの時計を見ずに済むのが助かった。何しろ片手に傘をさしながらレインウェアのポケットから出す事も億劫うだったのだから。0時からラジオ深夜便が始まって日本チャップリン協会長の話が2時まであって、随分気が紛れて助かった。
 大門ダム通過は1時50分で目算より30分遅れで、結局去年と同時刻だった、ここから国道141号線を時折走り抜けて行くトラックと一緒に、暗い歩道をJR最高地点のチェックポイント(海抜1367m)までの9kmを黙々と歩く。高度が高くて寒いし深夜なので遠く感じるのだった。この区間にたった1軒あるコンビニに今年も寄って、温かいアンマンを買って食す。コンビニの中に入ると温かくて少しほっとする。手袋を買って居る人も見かけた。
 手袋?を買う理由はその後歩き出して、直ぐに判った。手袋はもうすっかり濡れて居て指先は冷たい、このままでは凍傷にかかるかも?と思う程だった、指先をもぞもぞ動かすと少し水を絞り出せる感じがして、何とか我慢して歩く。そしてとうとう雨が雪に変わって来て、歩道も滑り易くなって居た。傘も時々下に向けて雪を落とさないと重みで持てなく成るほどだった。しかし未だ想定内の事!兎に角、野辺山付近を通り過ぎれば雪は雨になるとこの時は思って居た。

 やがて、前方に明々と光が見えて来て待望の野辺山のチェックポイントに辿り着いた。何時もなら焚き火の傍のシートで靴を脱ぎ、温かい紅茶を飲みながらパンを食べて、靴下を履き替える。しかし、雪がバンバン降って居て焚き火の近くで紅茶を飲むだけとなって仕舞った。ここから1km坂を下った所にある体育館を開放して居るから、其処は温かくなって居るから、そこでお休みくださいとアナウンスして居る。主催者側もそれなりにこの悪天候への対応はして居る様だった。兎に角、ここからは坂を下るだけと何時もの様に気持ちを入れ替えて、後半の44kmの道程を歩き出す事にした。

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  去年は前日降った雪が凍って思い切りスピードを上げて急坂を降れなかったが、今年も最早駄目と諦めて狭い歩道を1列に並んで滑らない様に進んだ。結構下ったかな?と思う頃、急遽設けられた休憩用の体育館が現れたが、若し休みたくなったらコンビニに寄る事にして、そのまま坂を下る。
 兎に角、38km地点のドライブイン菊本付近まで降れば、雪も無くなる筈だから、そこから今までの遅れ分を取り戻そうと思って居た。去年見えた八ヶ岳も全く見えないし、時折物凄いスピードでやって来る車が轍を踏んで飛び散って来る雪を防ぐべく、その都度傘を車道側に向けるのだった。
 48km地点の南牧村役場のエイドポイントには6時20分着だったが、雪は雨に変わるどころか、いっそう激しくなって居た。ここの休息では何時もなら屋外なのだが、軒下に移され暖も取れる様になって居た。手袋を少しでも乾く様にと、ストーブの前の椅子に並べ、温かいお茶をいただきながらおにぎりを食す。
 たっぷり20分間の休憩だったから、これから残り30kmの雪中行軍をする覚悟は出来て居た。大変だねえ、ご苦労様と声をかけられたが、野辺山を越えて来たのだから、もうすっかり雪には慣れたよと言う気持ちも湧いていた。

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 例年ならゴールまで30kmのこの区間は、下りの傾斜も緩くなって、単調な景色の中を歩く嫌な区間なのだが、思いがけすの雪の景色は素晴らしく綺麗だった。何しろ雪国をドライブする事はあっても、ウオーキングする事等なかったし、雪の為か車の通りも少なかったので深とした雰囲気も感じる。カメラの調子が悪くて、そんな美しいシャッターチャンスを何回も見過ごして仕舞うのを悔しく思う程だった。
 マラソン用の通気性の良い靴はグショグショだったが、雪がクッションになって柔らかくも感じる。何時もならここら辺から出来るマメにも悩ませられずに済んだ。マメは自分の場合は蒸れによって発生する、靴がビショ状態ならマメは出来ないとの自分用の仮説も歩きながら作った。そして、傘を降っても雪がこびりついて落ない事にもやっと気がついて、傘をすぼめてその中に手を入れて歩くと、それだけでも濡れた手袋をして居ても多少温かく感じるの事も発見した。何回も足が滑りかけたが、転げて怪我しない様にだけは注意して歩く。

 56km地点のドライブイン松原湖を7時20分に通過し、57km地点の小海町役場付近で今年も蕎麦を戴いた。やっぱりここでも、何時もは冷たい汁は温かい汁に変わって居て美味しかったし、その隣のチェックポイントでも温かいお茶と野沢菜と持参のおにぎりを食べて暫し休んで、8時15分に出発。68km地点の北部消防署でも、今年は奥の奥の車庫に設けられて居た休憩所で温かいお茶と、あんこではないおはぎ?の様なものをいただいてから、10時20分に出発できた。

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  ノーマルタイヤの我が愛車では今日は走れない?、交通情報では、東北道の白河付近、上信越道の佐久平付近が交通止めなった等と不安にかられたが、気温が緩んで来たのか北部消防署辺りまで来ると、車道の雪は融けて居て、どうやら帰れそう?と見通しも立ってひと安心する。

  日田バイパスに入ると、誘導の人に「とうとうここまで来ましたね、もう直ぐゴールですよ、残り10kmですよ!頑張ってください」と声をかけられた事もあったが、このバイパスも見通が効き過ぎて、何時も歩くのに辛い思い出しかないのだが、今年は雪景色に魅せられて写真を撮って居る内に、73km地点の野沢西バイパス信号を11時20分に通過する。しかし、目標にして居た11時ゴールは遠く及ばない。
  75km地点の野沢体育センターで向かえてくれる子供達と父兄の接待所でも今年はグランドを入って建物の軒下に設置されて居た。温かい飲み物とパンをいただいて居る内に豚汁もいただいて、今年もゴールできると漸く確信できた。

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  千曲川を渡る所で見える浅間山は今年は見えなかったが、雪景色がゴールに華を添えてくれた気がする。交差点で誘導してくれる警察官から信号待ちの間に、「こんな天気は大会始まって以来だよ!途中棄権の人の送迎バスも今年は異常に何回も通ったよ、大変だったねー」と声をかけられた。
 何時もなら何回も見かけるパトロールの車を、野辺山の下りから殆んど見かけなかったのは、若しかしたら棄権者の対応でてんてこ舞いだたのかも知れない。歩き出す前は大雪になってらどうしよう?と心配したが、今回はそれが現実になって仕舞った、しかし必死に歩いて身体を動かしていると、じっと立って誘導している人に比べれば寒さの感じ方はずっと楽な事も確かだった。

 12時15分頃のゴール(正味の歩行速度は5.4km/h)だったが、ゴールの受付では2人の係りの人に、ハイタッチをそれぞれ求められる程、ゴールできて良かったねとの気持ちが伝わって来たと、思っている。会場に用意されている何時ものポカリスエットも温かい麦茶に変わって居た。大会関係者も臨機応変の対応が大変だったと、今も思う。

 その麦茶をいただいて車に戻って、シャツの着替えを済ませ最後のおにぎりを食す。ゴールしていた向いの車のご夫婦とも、「大変だったけどこんな経験は2度と経験は出来ないから良い思い出になった」と言葉を交わして、13時に会場を跡にし、荒船の湯に入らずに、高速に乗って16時には無事帰宅できた。この分なら今年も筑波100kmにも出場しようかな?と気持ちが少し揺らぐが、妻の「止めておけば!」の言葉に押し止められて居る。 
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by funnpepe | 2013-04-23 11:28 | Comments(1)

荒川桜づつみ・霞堤コース 30km

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 快晴の中を8時にスタートし、先ずは阿武隈川の遊歩道に出た、荒川が合流して来る処に架かる信夫橋を渡って、荒川の源流を目指して?遡る。すると、正面に丁度エメラルドグリーンの青森へ向かう新幹線が通って行った、そして直ぐに今度は、青森からの新幹線が東京へ走り抜けて行った。盛岡止まりの普通の新幹線に較べると、エメラルドの色は景色に映えて居た。

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  3.7km歩くと、桜づつみ公園に入った。ここも立派な桜だったし、白い吾妻連峰も見えて居た。きれいだなあと言う気持ちいっぱいで桜のトンネルの下を歩く。そうだった!この近くの国体記念体育館が2003年のこの大会に参加した時の会場だった。
 その時は桜は未だ2歩咲きで、吾妻小富士の雪うさぎは殆んど消えかかって居たかも知れない。この雪うさぎが見える様になると、もう遅霜の心配はないと言う様な事を大会挨拶の中で聞いたのを思い出す。

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 東北高速道の下をくぐって、9時5分、7.2km地点付近には、こんなエメラルドグリーン調の橋?があった(但し、自動車、人用では無い)。この日のコースは荒川沿いに上って、下っての分かり易い(単純?)なコースなのだが、川上の山々、川沿いの桜や薄緑に染まりつつある木々の景色に惹かれて歩いたので、単調で詰まらない等と感じる事は全くなかった。

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  和光神社を左に見て、前方に橋が見えて来た、もう15km歩いたのか?と一瞬思ったが、そうは簡単に問屋は卸さない、20kmとの分岐点でその橋の下を潜って、更に遡る。
  堤の上の道を歩いて来たのだが、堤は案外短かくて、逆ハの字状に並んで居るので、次の堤へと繋がる道は必ずアップダウンがあるのだった。その小さなアップダウンがここら辺になると結構脚に効いて来て、少しずつ辛くなる。しかしここら辺から、正面の山々が段々大きくなって、川面も段々と清流らしくなって居た。

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 そしてやっと、10時30分、14.1kmの折り返し点に辿り着いた。GPSの記録では標高350mになって居たので約250m登って来た様だった。随分と溯って来たものだとの思いが、この景色と融合する。やっぱり30kmコースを選んで、ここまで来て良かったと、皆思ったに違い無い。

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  復路は、川沿いにカタクリ、キクザキイチゲ(菊咲一花、菊咲一華とも書けるらしい)が咲いて居るのを眺めて歩き、広ろーくて綺麗なあずま総合運動公園の中を歩き、19.1km地点の巨石広場には、11時50分着だった。昨日同様出汁が効いて、実がたっぷり入って居る汁物を桜の木の下で食す、まさにウオーカのお花見をした気分になって居た。
  ここからは荒川と離れて、リンゴ、ナシ、モモの畑沿いに歩いたり、遊歩道を歩いたりと飽きる事は無かった。JR福島の駅の横を通り抜け、13時45分のゴールで、31.7kmの道程だった。この日もノンアルコールビールをいただいて〆となる。

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  来て良かった、楽しかった大会だったとの余韻を今回も残して、会場を跡にする。秋田に帰るお父さんと再会を約して別れ、日本百名城「小峰城」のスタンプを貰うべく白河に行きたいと言うharumamaさんを乗せて、14時に会場を出発し、白河駅に16時、自宅着は18時20分だった。harumamaさんが居た御陰で眠くもならず、道も空いていて快適なドライブだった。
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by funnpepe | 2013-04-17 05:19 | Comments(0)

奥の細道・花見山コース 40km

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 金曜日は曇天で冷たい通り雨もあったし、夜はとても寒かった。しかしその翌日はこんなに素晴らしい天気になったし、桜も見事だった。河津桜、高遠の桜は素晴らしいと思って居るが、今年のこの福島の桜は勝るとも劣らない美しさだった!とつくつく思う。
 スタートは丁度7時で、澄んだ空気の中、真っ白な雪を被った吾妻連峰、安達太良山を眺めて歩いた(本当はこの写真の高架に、エメラルドグリーンの新幹線が映っていたらサイコーだった、福島駅がすぐそこなので、スピードが落ちるのでそんな写真が容易に撮れる筈なのに・・・)。

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 5.7km地点の大森城山公園への坂を登ると桜の園が待って居た、7時55分着。桜の花は太陽の光を乱反射させるのか、桜に囲まれたそのスポットはいっそう明るく見えるのだった。2004年以来の参加だったが、こんな素晴らしい天気と丁度満開になった桜の情景は滅多に見られないと、暫し眺めた。

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  そして、10.5km地点の陽林寺への参道も、何処か穏やかで心が和む。ここの桜も勿論綺麗に咲いて居た。ここは少し往復する箇所があって、harumamaさんは今日はゆっくり歩くと宣言して、その宣言通りにこの日はゴールまで一緒に歩いてくれたが、すれ違う人に「そんなに早く歩いてどうするの・・・」と何時も言われるフレーズをこの時とばかりに言って居た。そんな中で、kawaさんは今の内に先行して置かないと抜かれて仕舞うと言って、去って行った(その後道を間違ったそうで、コース後半は一緒に歩く)。

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  16.1km地点の黒岩地蔵尊からは阿武隈川がよく見えた、9時40分通過する。この辺から20kmコースの人と合流して居て、花見山公園までは一緒だったので、ワイワイガヤガヤと賑やかだった。

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 花見山公園へは阿武隈川を渡って坂を登って、国道国道114号線を眼下に、福島の街並み、その奥の吾妻連峰眺めながら歩いた。昨日はこの道を日没と戦いながら走った!この山裾の道では成るほどコンビニは無いよなー、今日の様な天気の中ゆったりと走れたら・・・と思いながら、少し複雑な気持ちで良い景色を楽しんだ。吾妻小富士の雪うさぎもお父さんに教えて貰った。

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 久しぶりの花見山公園も、今年のこの日がサイコーと思う程素晴らしかった。人出も多くて、harumamaさんに寄るとシャトルバスを待つ人の列が、平日の昨日に比べて尋常では無いと言って居たのを思い出す。

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 花見山周辺一帯が桃源郷の風景で、シャトルバスを使わずに駐車場まで散策するグループも沢山居て、そんな雰囲気の中、昨日自転車で寄った茶屋沼公園に辿り着く。24.5km地点で丁度11時着だった、出汁が良く出て居て、具がたっぷり入った大きめの器の豚汁を頂く、美味かった。桜の木の下で暫しお花見気分で、華の情景を楽しんだ。

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 昨日、自転車で降りてきた坂を登って下って、花見山の駐車場に向かう車の渋滞を横目で眺めて、再び阿武隈川を渡って、信夫ケ丘運動場の桜の下を歩く。大木の桜並木で、吾妻連峰と阿武隈川とセットで楽しめる景色が素晴らしかった。
 ゴールは、13時30分で歩行距離は37kmだった。冷たいノンアルコールビールをいただいた。毎晩愛飲してますよ、お陰さまで休肝日を作らねばならぬ・・との呪縛から解き放されて感謝してます!とお礼を込めて戴いた。
 さて、怪鳥さんに教わったヘルシーランド福島のお風呂に行こうと思って居たが、車の大渋滞でとても行けない事に気がついた。結局、福島県庁の駐車場をこの日のグランドホテルと定め、6回目の東北マスター表彰を受けるべく、パーティに向かったお父さんの帰りを待つ事にした。
 そして帰って来たお父さんと飲んで食べて又飲んで、鶴の湯と言う銭湯に行って、20時頃に就寝。この日は夜も温かだった。
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by funnpepe | 2013-04-16 06:07 | Comments(1)

川俣町・旧月館村・旧霊山町・福島市を走る

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  ウオーキングは土曜日からなんでしょ!そんなに早く行ってどうするの!の言葉を背に、ハイ今日の仕事は全て済ましましたよ・・・と午前11時に自宅を出発した。兎に角自転車を連れて行けば、例え現地で独りぼっちだったにしても、暇で困る事はない。

 4号線の上り車線側の道の駅「安達」について、自転車を車から降ろして14時40分出発、先ず県道39号線で川俣町の道の駅「川俣」を目指す、静かな田舎道風で、ほぼ道を独り占めで走れるのか気持ち良い。この日は寒いよーと天気予報が言って居たが、走り出すとそれ程では無かった。もう足のつま先が冷たくて堪らんと言う時期では無くなって居たのが有難い。
 山間を流れる阿武隈川沿いに走り、橋を渡ると飯野集落に出て、やがて浪江町へと繋がる富岡街道に出た。もう少し時間があれば?原発の事故がなければ?浪江町に出て、国道6号線を北上して相馬市から福島市へと戻るルートができるのだが、どの辺が立ち入り制限があるのかも判らない。今回は山間の道を走ってみる事にして、川俣町から国道349号線で、旧月館町を経由して旧霊山町のルートを通る事にした。

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  約50分走って、道の駅「川俣」を覗いて、川俣の街を走って居る処で、雨がポツリポツリと降り出して来た。冷たい雨だった、帰ろうかな?と一瞬思い、雨かっぱをリックに入れて来なかったことを悔やむ。しかしここから戻ったにしても、雨に濡れるのは免れない、雲もそんなに厚くはないし直ぐ止む筈だと思う事にした。
 救われたのは、国道349号線は山間の広瀬川沿いに走る道で、平坦で走り易くかった事だった。但し、「除染中」と背中に表示された服を来た人達が、道際の草刈をして居る処に何回か遭遇した。皆マスクをして居る事、黒い袋に詰め込んで居る事が特徴なのだが、粉塵を吸いこまない様、息を止めて走り抜ける事にした。あの作業で、放射線量は何れ位下がるのだろう?、あの黒いゴミ袋の放射線量は何れ位なのだろう?タバコを吸う人のリスクに較べれば、大した事は無い筈とテレビに聞かされていて数値に無関心だったが、やっぱり自分なりの安全数値を把握して居ないのはもどかしいものだ。

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  旧霊前町から国道115号線(通称中村街道)には16時20分に入り、福島市を目指した。この時点では、未だ日没まで3時間あるので、ほぼ想定した時間配分だった。
 暫く走ると、左折し飯野集落へと繋がる県道51号線を進むと、駒サクラがあるよ!と言う標識があった。道の駅「川俣」で貰ったパンフレットには、「エドヒガンサクラに属する巨木で、周囲には桜の花と競演する様にカタクリが顔を出す」と書いてある。結局曇り空だし(雨は止んで居た)、今日は綺麗に見えないだろうから、やっぱり当初の計画通り福島市街へ行くべく直進すると、車道沿いのこんなのどかな道を見つけて走る事になった。
 ここでも、道の側溝の落ち葉をさらって黒い袋に詰め込んで居る、除染作業とはコツコツ根気よく作業せねばならないのかも知れない。

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  峠を越えると直ぐに福島市街へと標識のある小さな小路があった、舗装されて居たので迷わず従った。滑り止めの砂袋が置いてある程の急坂を慎重にブレーキをかけながら下った、16時50分だった。怪鳥さんに教えて貰った今日の車泊地を探す余裕はなかった。そろそろ日没の事を考えねばならない。

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  この日のルートには結局「福島花めぐり」にぴったりの花の名所は無かったな?と思って居た処で、車が何台も出てくるのだった、桜の名所?と思って近づくと、仕事を終えて会社から出てくる車だった。しかしやっぱり桜が見事に見えたので、暫し眺める。

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  そして2番目の坂を下ると、ウオーキングで着た事あるな?と微かな記憶が残って居る景色が見えて来たのだった。どうやら、ここが茶屋沼公園で、金曜日の17時20分だったがカメラを持つ人を見かけたり、交通案内の係員が角々に立って居たりと、花見山はこの日も観光客が沢山来ていたな?と言う雰囲気を感じた。

 その交通案内の人に、国道114号線へは次の交差点ですよと教わって、日没時間を気にしながらせっせと走り、松川駅へと右に曲がって暫く走り、やっと4号線に合流して、18時20分に道の駅「安達」に辿り着いた。 この最後の、花見山公園付近の交差点から道の駅までの16.8kmは辛かった、尾灯は元気だったが、前灯はサドルバックに無理やり押し込んで居た様で、スイッチが入りっぱな状態だったらしく、電池切れを起こしていた。コンビニにも出会わず電池を買う事もできなかった。無灯火走行はしたく無かったので、最後は尾灯を前照灯代わりにして走り、ギリギリセーフだった、寒かった等と感じる余裕は全く無かった、兎に角日没前に帰って来れて良かったと思うのだった。
 この日の記録は、走行距離59.6km、平均速度17.8km/h前後だった筈?(サイクルコンピュータの記録を、誤ってクリヤして仕舞った、今回はGPSデータに頼る)
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by funnpepe | 2013-04-15 14:57 | Comments(0)

いざ犬吠埼へ

 倉敷に行った時の青春18切符が残って居るので、何処か成るべく遠い所へと自転車で走り、帰りは電車で帰って来ようと思って居た。そして結局、銚子の犬吠崎灯台を目指して走って見ようと思い付いた。できたら100kmウオークで歩く筑波りんりんロードを使い、霞ヶ浦の沿岸を走って、茨城空港にも寄って、電車は未だ乗った事がない鹿島臨海鉄道にも乗ってと構想は大きく膨らんだ。

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 この処雨の日が続いたが、4月5日のこの日を逃せば又雨の日が続くと5時30分に出発した、曇り空でちょっと寒かった。道の駅「はが」、益子を経由し、7時20分、45.6km地点の水戸線岩瀬駅・筑波りんりんロードの起点に到着した。
 100kmウオークでは、ここへ着くのはいつも真夜中で真っ暗闇の中、このテーブルの上に灯ったランタンの光が見えて、やっと辿り着くのだったが、昼間はこんなのんびりした景色なのか?今日はここから40kmのサイクリングはどんな感じになるのか?と期待いっぱいで走り出した。

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 筑波りんりんロードは旧筑波鉄道の廃線跡を転用したもので、ほぼ平地でもあって道は一直線に伸びている。この辺りは真っ暗闇の中、蛙の声だけを慰みにせっせと歩いたなあ・・・辛かったなー・・・、今日は自転車なので一直線は走り易いなー・・・と思い巡らす。
 3年続けた100kmウオーク(正確には、1年目だけは80km)なのだが、今年は止めようかな?それとも去年同様佐久強歩大会の78キロを歩いてから決めようかな?と気分はゆらゆらと揺れるのだった。

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 昔のホーム跡があって、桜の木も未だ残って居る。昔の駅は何処もこんなだった?とつくづく思うし、そんな風景が佐久強歩大会でもあったな?と小海線沿線の情景が浮かんだ。

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 筑波駅跡は、岩瀬駅からも土浦駅からも丁度20kmの、筑波りんりんロードの丁度中間点に位置し、100kmウオーク大会のスタート・ゴール地点でもある、5月末の大会があるよとばかりに旗が一本立って居た。
 サイクリング愛好者もここまで自転車を乗せて車でやって来る。そんな人達向けなのか、 筑波山ビューポイントを周遊ルートにしたと言う「千変万化の筑波山 まち さと 周遊ルート」と題して、霞が浦も絡めた壮大なサイクリングコースが案内板に紹介されている。そう!今日は、霞が浦へと同じルートをちょっとだけ走るんだとその案内板を身近に感じるのだった。

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 筑波休憩所(筑波駅)から約13kmの藤沢休憩所では、年配のサイクリストのグループが休んでいた。どうやら地元の人達の様で三々五々に集まって、休んで居る様だった。平日にも係わらず数え切れない程のサイクリストともすれ違ったし、前日の様な、晴天で絶好のサイクリング日和では無かったが、こんなに沢山の同好者と一緒に走って居ると思うと寂しくは無い。

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 筑波りんりんロードを通り抜け、10時20分、約90km走って常磐線を横切って国道354号線に入った。周囲は蓮根の水田が広がっていて、水面の中を一本の道が通って居る・・・と大げさに言えばそんな感じだった。
 確か岩国近くでも蓮根あったと思ったが、ここも随分と広かった。日本中で食べても食べきれない?と思う程広かった。この国道を真っ直ぐ進めば、霞ヶ浦大橋にたどり着く、そこには道の駅があるからそこで早めの昼食休憩をとって、犬吠崎灯台が射程圏内に入ると見積もった。

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 しかし、筑波駅跡にあった案内板には湾岸に沿って走る筈?このまま行っては勿体無いと少し遠回りにはなるが、遠く見える霞ヶ浦に向かう事にした。
 その判断は結果的には間違いだった、後5,60km走れば目的地に辿り着くと思い込んでいたのだったが、実際は後100km走る事になりゴールはまだまだだったのだ。この時点ではそんな事も露知らず、ああやっぱり湾岸まで来て、広ろーい霞が浦を感じ、沢山のカモが泳いで居るのを見られたりと、この時はラッキー!と思ったのだった。

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 道も最近整備されたかの様に綺麗だったし、右に霞が浦、左に蓮根の水面を見ながら入る眺めは素晴らしい、やっぱり遠回りして良かった!だったが、問題は向かい風が強くてスピードが上がらない。
 時々すれ違うサイクリストはすさまじい速さで走って行く。あれは追い風のせいではないぞ、自転車の性能が良いのだ、もっとしっかり踏み込めよと自分を励ましながらペダルを回す。

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 しかし、一向に霞ヶ浦大橋の姿が現れない。あのコーナを過ぎれば見えるかも?と期待したが、何回もがっかりする内に走るスピードもガタガタ落ちて、早めの昼食どころか、正午にも間に合いそうも無くなって居た。やっとこの蓮根があったコーナを過ぎるとその大橋が見えて来た。

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 霞が浦大橋を渡りきり、道の駅「たまつくり」には 適当な食事処は無く、途中のコンビにで弁当とパンを買って食べ、もう霞ヶ浦湾岸を走ろう、利根川の堤防沿いに走ろう等の余裕は全く無くなって、ひたすら国道355号線で潮来へ、国道124号線で銚子への標識を頼りに、黙々と走った。辛かったが今思うと、「この区間がいちばん自転車で走った!」と思えて居る。

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 何時の間にか、筋肉がピクピク言うのも無くなって居たし、尻痛の心配も飛んで行って仕舞った(アンダーパンツを履いた効果があったのかも知れない)。問題は銚子に何時に辿りつけるか、当初の茨城空港に寄って、鹿島臨海鉄道に乗る等の計画は諦めていた。否!そもそもその計画が無謀だった様だった。
 しかし、ここまで走って来たからには、鹿島神宮へと目的変更して鹿島臨海鉄道に乗って帰ろう等とも思わなかった、何時になっても走るぞと言う気分でっせとペダルを回す。但し、道の駅「いたこ」へは進む道から約1km離れて居たがわざわざ寄り道して、飲むヨーグルトを飲んで戻ったりと、後から思うと少し時間を浪費?したかと反省する。

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 16時、172km走って、銚子大橋がとうとう見えたのだった、銚子大橋の視界の先に大きな街並みが広がって居た。銚子大橋が見えれば灯台は直ぐそこで、小さな駅で自転車を分解して輪行袋に収納してと電車に乗ってと思って居たがここでも少し思惑が違った。
 銚子漁港は日本随一の水揚げ量を誇る大漁港でもあって、漁船も沢山居たし道にはトラックがこぼした氷をプチプチ跳ねて、犬吠崎を目指した。

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 そして、とうとう太平洋が見えて来た。遥か昔に家族て民宿に泊まって、初日の出を拝した事を思い出しながら、とうとう着いたと灯台に向かう。海の景色も綺麗だったし、ペダルも軽かった。

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 犬吠崎灯台は世界の灯台100選、日本灯台50選にも入って居て歴史的文化的にも高いのだそうだが、自分にとっては宇都宮から此処まで自転車で来たぞ!の気持ちが第一義だった。そんな思いで海の白波を眺めると太平洋は広大で美しかった、16時40分に到着し45分に銚子駅に向かったが、この5分間はとても長くて充実した時間だった。
 後は銚子駅へとまっしぐらに走って、成るべく早く電車に乗りたい。銚子から成田、成田から我孫子、我孫子から友部、友部から小山へ、宇都宮へのルートを選べば通勤ラッシュにも合わずに済む筈だった。しかし結局、大急ぎで自転車を輪行袋に収納して(何時もなら30分かかるのが気合が入って10分短縮)、少しでも早くと17時34分発の千葉行きに、千葉からは総武線で秋葉原に、そして上野から宇都宮線へのルートになって仕舞った。
 この日は花金だったし最悪のルートと思ったが、結果はひんしゅくを買うほどの混雑はなかったし、上野で充分待ち時間があってグリーン車での理想の輪行の席にも座れた、23時頃帰宅。この日の自転車記録は、走行距離187.8km、平均速度20.1km/h、最高速度39.9km/h、走行時間9:18だった。

  
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by funnpepe | 2013-04-07 07:50 | サイクリング | Comments(5)

そして又、桜

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  昨日4月3日は爆弾低気圧がやって来て、暴風雨状態で外出するのもちょっと危険か?と思う程だった。桜も散って仕舞ったと思ったが、翌4日は温かで素晴らしく良い天気だった、母に頼まれて畑に腐葉土を運んで、庭にも腐葉土を埋め込んで花壇を作って、花の種を撒いてと忙しかった。
 暫く振りの、温かくて良い天気なのに、家に居るのは如何にも勿体無いので、昼食後にやっぱり気になって居た桜堤に行って見た。散策して居る人もいっぱい居たし、デイサービス施設の車があって車椅子のお年寄りのグループも、家族連れも桜の下でシートを敷いてお昼ご飯を楽しんで居るグループも居た。この処の寒さで、満開状態が止まって居た様だった。

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  余りに桜が見事だったので、結局この日は2ケ所の桜堤巡りをして仕舞った、そして写真も沢山撮って仕舞った。桜の花から匂いが漂って来る・・・、どんな匂いだっけと大きく息を吸った、そうだった梅と違って、桜の花は匂いがしないんだっけと思ったが、それでも良い。薔薇や牡丹の様な華ではなく、青空の中の桜の花は薄く優しい華があるなあと思えて居た。

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  この桜は未だ7歩咲き?寒桜、山桜、薄墨桜、河津桜、垂れ桜、染井吉野、牡丹桜と知ってる桜の種類を挙げて見るが、この桜は?サクラはバラ科サクラ属、サクラ属は約400種類あるのだそうだ。400種類もあるのだから、未だ未だ7つしか言えない様では、未だ道遠し?
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by funnpepe | 2013-04-04 19:43 | Comments(0)

芸術の春?

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  怪鳥さんから宇都宮美術館の鑑賞券があるけどどう?と言われたので、折角だからと送って戴いた。4月1日は温かい日で、桜は9歩咲きになって居て、お花見の人をあっちこっちで見かけたが、その翌日は生憎の冷たい雨だった。花冷え?この分なら葉桜に成るのは未だ先に延びるから良かったなあと思う事にしたし、こんな日こそ美術館でゆったりと、芸術鑑賞するに越した事は無いと、午後になって出かけたのだった。

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  「ミニマル/ポストミニマル」 と題して、1970年代以降の絵画と彫刻を展示して居るとチケットには書いてあった。ミニマルとはどんな意味?マキシマムの対語のミニマムなら最小と言う意味だし、それが絵画・彫刻とどう関係するの?とモヤモヤ気分で館内に入った。

 先ず通路に展示されている物体を眺めながら???と思いながら歩く。こんなものゴミ?という感じでもないし、不快には成らないものの、芸術的価値は正直理解できない。適度な空間にそんな異物が配置されて居るのだが、気分的にはそれなりに落ち着くのだった、それが何時もの事だし、そんなものと思って奥に進んだ。

 すると、広い大きなエントランスに巨大な茶色のかぼちゃ状の円柱が鎮座して居る。そしてそのエントランスに繋がる二つの広い部屋に絵画と彫刻が展示されて居た。かぼちゃ状のその円柱はこのエントランスに合わせて作ったの?と思う程、その空間にぴたっと嵌って自分としては一番気に入った。
 2つの広い部屋に、大きな絵画が何点かあって、解説文もあったが、素養がないのか?読解力がないのか?意味が掴めない。「ミニマリズムと呼ばれる事の多い、今日の過剰なまでの表現の対極にある様な1970年代の表現から始まり・・・」と書いてあったが、それどう言う意味?と返って惑わされて仕舞うので、自分の目だけを頼りに鑑賞する事にした。

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  じっと眺めると、なんだこんなもの!とは思わなかったし、モダンな絵だなあ、色彩が鮮やかで綺麗だなあと思ったから、良かったのだろう。そしてせっかく来たのだからと、レストランでコーヒを飲んで休む事にした。前回来たのは上村松園の時だった、高崎ツーデーマーチに向う時に当時のNHKラジオのこころの時代で、上村松園のお孫さんがその製作風景を語って居たのを聞いて、丁度宇都宮美術館で展示されると言うのを知って見に来た事がある。
 年に何回か、この美術館を囲む里山の散策コースを歩くのだが、やっぱりこんな風に芸術作品に接して館内で寛ぐのも良いものだと思うのだった。

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  今回は、「ミニマリズム」ってどう言う意味?「過激なまでの表現」の事?ひょっとしてミリタリズムに繋がる言葉?と トンチンカンな思い込みで鑑賞して仕舞ったが、家に戻って、wikipediaで調べてみると「ミニマル・アート・・・装飾的・説明的な部分をできるだけ削ぎ落とし、シンプルな形と色を使用して表現する彫刻や絵画で・・・」とあって、成る程成る程、そうだったのか!と、この日見た作品が家に戻ってから身近に感じられたのだった。NHKBSでやっている絵画の解説まで詳しくはなくとも良いから、自分の様な初心者レベル向きの解説が欲しいと言い訳がましく、後付けで納得した。

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  ミニマルとはデフォルメ、単純化と言う語彙を連想できるから、きっと芸術表現では大切な事と思ったり、ベロ藍と言う言葉にで出合ったりと今日は悪天候だったが、有意義な日だったのかも知れない。
 ベロ藍とはベルリン藍が訛ったもので1704年にベルリンで偶然発見された、陶磁器の色付けに重用され高価な顔料だった事、そして1726年イギリスで草木の灰と牛の血液で作れる事が発表され汎用化された事、日本では平賀源内が最初に使用した云々、陶磁器の展示で、「この色合いが中々良い・・・」との表現があるのはこんな技術が添え物になって居たのかと、芸術も技術改善と無縁ではないのだと、身近に感じるのだった。 

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  遥か昔、バブル時代に企業研修で、絵画の講義を受けた事があった。光の3原色は混ぜると白になるが、絵の具は黒になる。画家は絵の具を混ぜて自分の色をだそうとする程、暗い色調になる矛盾に苦しんだ。そこで考案されたのが、ゴッフォの様に点を並べて色を表現する方法だったのだ!と
 子供の頃に絵画は離れて鑑賞するものだよ!と学校の先生に言われた事はそんな意味もあったのか?と納得したのも思い出した。今は近くても遠くても自分の一番気に入っている所で鑑賞する事にして居る。前日は、こんな穏やかな景色の中を自転車で走って健康的な日をおくれたが、この日は芸術鑑賞で精神的な充実感を味わえた。
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by funnpepe | 2013-04-03 04:11 | Comments(0)


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